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凡庸な悪
これは、ナチスのユダヤ人虐殺を実行した親衛隊の中佐であるアイヒマンを例えた言葉で、ヒトラーの計画を無慈悲に推し進めた極悪人と思われていた彼は、捕らえてみたら、凡庸すぎるほどに普通の男だったという、驚きの事実に基づいています。 -
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運命とか性格とか
「家族にあった不幸が、その後三代は影響する。」なんていう「嘘か誠か!?」みたいな話も、この法則のことを語っていて、それは、実は三代どころではなくて、もっともっと下の代まで影響する可能性がある。 -
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ヘンゼルとグレーテルの物語3
ヘンゼルとグレーテルは、継母の提案で捨てられることになって、森の奥に連れて行かれる。父親は実父だという設定だが、愛する子どもたちを殺そうとする妻に向かって、なぜ夫として、遅々としてNOと言えなかったのだろうか。そこに、まさに、不在の父性像が見えて来る。 -
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ヘンゼルとグレーテルの物語2
女性たちの多くが「大切なときに男はいない」という共通した思い込みを持っていることが、そのことを表している。これは、個人の痛みというよりも、集合意識としての女性の痛みなのだと思う。 -
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ヘンゼルとグレーテルの物語1
おとぎ話が、単なる物語ではなくて、人の心の元型について語られているというのは、最近ではよく知られている事実かもしれない。日本では、まさに河合隼雄氏がそのことの研究を深め、世に伝えた第一人者だと言える。
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