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近づきたいのに、近づくと怖くなる理由

ー関係性のインテリジェンス⑤

ハートエデュケーションセンターの
川村法子です。
 
関係性のインテリジェンス
シリーズ5つ目
今回は、最終回です。
 
さて、先日公開した
こちらの動画は
各種SNSで大きな反応を
いただきました。
このメルマガでは、
愛着理論、脳科学、
世代間連鎖に触れながら、
もう少し深く、
このテーマを掘り下げていきます。

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愛着理論とは

好きなのに、
近づくと距離を置いてしまう。

仲良くなりたいのに、
なぜか壁を作ってしまう。

親密になればなるほど、
逃げたくなる。

そういう経験、ありませんか。

これが、動画で解説している
「混乱型」または
「ディスオーガナイズド型」
と言われるパターンです。

このパターンが発動して
なかなか人と親密な関係が築けず
孤独を感じている人は
結構多いのではないかな、
と思います。

愛着理論について知らないと
これって、自分の性格だとか
運命だとかのせいにしたくなりますし
孤独でも仕方がないって
諦めモードに入ってしまうこともあります。

だけど、実は、これは
明らかな心理パターンの1つで
自分がおかしいわけでも、
愛情が足りないわけでも、
性格のせいでもないんです。

愛着理論の研究者、
ジョン・ボウルビィは、
こんなことを言っています。

人は生まれながらに、
特定の人との「近さ」を求める、
生物学的なシステムを持っている。

赤ちゃんが泣くのも、
養育者を引き寄せるための、
本能的な行動だ、と。

そしてその
「近さを求める力」が
どう育つかは、
幼少期に、養育者が
どう応答してくれたか
によって決まる。

養育者が一貫して
応えてくれた子どもは、
人に近づくことを「安全なもの」
として学んでいく。

でも、近づいたら傷ついた、
優しい時と怖い時が
予測できなかった、
安心できると思ったら
突然拒絶された

——そういう経験を繰り返した子どもは、
近づくこと自体が脅威として、
神経系に刻まれていくんです。

脳科学が説明すること

ここに、脳科学の話を
少しだけ挟みたいと思います。

人が「危険だ」と感じる時、
脳の中では何が起きているか。

まず、扁桃体が「危険信号」を発します。

過去に傷ついた記憶と照合して、
似たような状況を感知した瞬間に、
アラートを鳴らす。

そのアラートを受けて、
視床下部がストレスホルモンを放出します。

体は逃げるか、
戦うか、固まるかの、
サバイバルモードに入る。

本来であれば、前頭前野が
「今は大丈夫、あの時とは違う」
と調整します。

でも、幼少期に
安全なつながりのパターンを
十分に学習していないと、
この前頭前野がうまく機能しないんです。

だから、好きな人が
近づいてくるだけで、
体が逃げようとする。

相手は本当は危険じゃない。

でも、脳が「危険だ」と判断してしまっている。

これは、性格のせいじゃなくて、
脳の使い方の問題なんです。

それは、次の世代へと受け継がれる

アダルトチャイルドの理論でも、
同じことが言われています。

機能不全家族の中で育った子どもは、
大人になっても、その時に身につけた
パターンを手放せないまま、
関係性の中で生きていくんです。

頭では「もう大丈夫だ」とわかっていても、
体は昔のまま反応し続ける。

「近づきたいのに怖い」
という矛盾は、
かつての子どもが、
今も体の中で生きているサインなんです。

そして、このパターンは、
無意識のうちに
世代を越えて受け継がれていきます。

親自身が「近づくことが怖い」
という神経系を持っていたら、
子どもはその関わり方の中で育っていく。

だから、これはあなたのせいじゃないんです。

変化の入り口は、体の中にある

HECがインナーチャイルドワークを
大切にするのも、
ここに理由があります。

分析して、頭で理解して、
行動を変えようとするだけでは、
なかなか変わらない。

体の中にいる、あの頃の子どもに、
ちゃんと出会うこと。

その子に寄り添える、成熟した大人を
自分の中に育てていくこと。

それが、パターンを変えていく、
本当の入り口になるんです。

パートナーシップの中で、最も深く問われる

この「近づきたいのに怖い」という感覚は、
パートナーシップの中で、
最も深く問われる場所でもあります。

一番近くにいる人との間で、
ちゃんと近づけているか。

距離を置いてしまう時、
それはなぜなのか。

その答えは、頭の中じゃなくて、
体の記憶の中にあるかもしれません。

来月の無料お話会では、
パートナーシップという、
最も近い関係性の話をしていきます。

今日お伝えした感覚が、
パートナーシップの中でどう働いているか。

ぜひ一緒に見てきましょう。

関係性の課題は、実は
お金や豊かさの課題と
密接につながっています。

私が、最初に
ファミリーコンステレーションという
プログラムに出会った時
私は、お金のブロックを外すことを
約1年かけてやっていたのですが
その時に見えたことは
実はそれは

お金のブロックじゃなくて
愛と関わりのブロックだった

ということでした。

これを知った時は
本当にびっくりしました。
お金のブロックをはずしたいなら
最も身近な関係性について
理解することから始めましょう。

関係性も、お金も、豊かさも
仕事も、子育ても・・・

人生が丸ごと変化していく道のりを
HECは伴走してしています。

【関係性のインテリジェンス 無料お話会】
・DAY1:8/9(日)10:00〜11:00「パートナーシップの6段階」
・DAY2:8/15(土)10:00〜11:00「パートナーシップにおける投影と転移の真実」
Zoom開催・参加費無料・出入り自由
8/16〜開催の特別講座「MONEY, LOVE, ME」のプレ企画です。

【DAY1】2026/8/9(日)10:00-11:00「パートナーシップの6段階」

出会いから深い関係へ、パートナーシップは決まったプロセスをたどって育っていきます。恋の始まり、混乱、安定、そして本当の親密さへ——関係性がたどる6つの段階を知ることで、今どこにいるのか、次に何が起きるのかが見えてきます。特別講座の前に、まずは関係性の地図を手に入れる時間です。

【DAY2】2026/8/15(土)10:00-11:00「パートナーシップにおける投影と転移の真実」

「なぜかいつもこの人にイライラする」「初対面なのに懐かしい」——そんな感覚の裏には、過去の誰かを相手に重ねている”投影”や”転移”が働いていることがあります。パートナーに見えている「その人らしさ」は、本当にその人のものでしょうか?関係性の奥にある無意識の仕組みを、やさしく紐解きます 。
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▶︎関係性のインテリジェンス
・土台編・第2回「相手の世界に、自分が存在しないとき」
・愛着編・序章「愛着とは何か?」

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ハートエデュケーションセンター(HEC)
川村法子

※このお話は、有料コミュニティで配信している「関係性のインテリジェンス」動画シリーズの一部をまとめたものです。

HECからの最新情報

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