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怒った後、ちゃんと戻ってこられますか

ー関係性のインテリジェンス③

ハートエデュケーションセンターの
川村法子です。
 
関係性のインテリジェンス
シリーズ3つ目は
怒りについて。
 
皆さんは、怒ったら、
もう終わりだと思っていませんか?

自分の感情を出したら、関係性が壊れる。
 
機能不全家族で育って、
子ども時代に傷ついてきた人って、
こんな風に思っていることがよくあります。
 
だから、飲み込む。
 
我慢する。
 
そして、いつの間にか、
自分がどう感じているかより、
場をおさめることが優先になっていく。
 
ACEs4(逆境的小児期体験スコア)4という
ハイスコアのトラウマサバイバーの私は、
トラウマ解放セラピーで統合が起こるまで
ずっとこれをやってきました。
 
だけど、そうし続けていると、
今度は、突然怒りが爆発する
ということも生じてきたんです。
 
そうすると、本当に
関係が終わってしまうんですね。
 
20代から30代、
トラウマ症状が強く出ていたときは、
ずっと我慢をし続けて、
最後爆発して全部終わりにするという
やり方が生じていて、
結果的に、自分も傷つくということが、
よくありました。
 
確かに、相手との関係は
良くなかったし、
関係が終わっても
全然問題なかったんだと思います。
 
いつも境界線に踏み込まれたり、
突然の辛辣な言動に傷ついたり
 
私だって相手にとって
気に食わない態度だったのでしょう。
 
だとしても、
繰り返されるそのやり方は
決して良いものとは言えません。
  
相手に変わることは
期待できませんし
傷つくならば、
関係性は終わってもいいのです。
 
だからと言って、
爆発して終わりにするというのは、
自分にとっても、
決してヘルシーなことでは
ありませんよね。
この画像にあるように、
実は、突然爆発する、キレるというのは、
トラウマによる神経系の症状なんです。
 
彼らは《不安》を一人では抱えきれず

と画像には書いてありますが

もっというと、それは
不安のもっと奥にある
《恐怖》のこと。
 
私自身も、
トラウマ解放セラピーを重ねる中で
神経系が、落ち着いていくと
この状態はなくなっていって
難しいなと思う人や状況には
しっかりと自分の意見を伝えて
その場を離れることが
できるようになりました。
 
また、その後、別の形で関係が
戻ることもありました。
 
もう少し言えば、
神経系が癒されていっても
決して怒りがなくなるわけじゃなくて
相手に、正直に怒ること
自分が不快さを感じていることを
表現することはあるわけです。
 
すごく大事なことなのですが
怒ること=ダメなこと
ではありません。

つまり、大事なことは、
怒ることが問題じゃなくて、怒った後に、
ちゃんと自分に戻ってこられるかどうか、
それが関係性を分けているんだということです。
 
キレると怒る。
 
この2つは、全然違います。
キレるというのは、
感情に飲み込まれて、
未消化の情動が出てしまう状態。

ちゃんと怒るというのは、
自分の感じたことを、
自分のペースで、
自己一致して表現する状態。

本当に怒るとき
相手に届くことも
届かないこともあるでしょう。
 
でも、自分の神経系と一致してるから
自分はぶれないんです。
 
それは、スポーツする感覚にも似ています。
 
スポーツして怖いとは
思いませんよね?

それと同じで、怒った後
怖くならずに戻ってこられる。
 
これが、「戻れる自分がある」ということです。

コミュニティの動画コンテンツ
「関係性のインテリジェンス」で
赤裸々に語ってますが(笑)
私は、長年、境界線の侵入を受けてきた相手に
真っ直ぐに怒りを伝えたことがあります。
 
よくあることというか
まあ、こういう人いるよね?
と思えるような話でもありますが
ここでの課題は
「なんて失礼!信じられない!」
「嫌なやつっているよね〜!」
という相手のことではなくて
 
  • 私自身が、長年、相手の境界線の侵入を許してきたこと
  • なぜなら、私がトラウマによる凍りつきがあったこと
  • それによって、私が、相手の言動にショックを受けたまま、行動ができずにいたこと
なんですね。
 
つまり、

私の神経系の課題が、その不健全な関係を長引かせていた
 
ということなんです。
 
ですから、
トラウマ解放セラピーによって、
神経系が整って
しっかり相手に怒りを伝えられた後
私は、決して怖くなりませんでしたし
その後、むしろ問題なく
相手と関われているのです。
 
つまり、変わったのは、
意地悪な相手ではなくて
私の神経系の状態だったんです。
 
繰り返しますが
これは、性格の話じゃなくて、
神経系の状態の話です。
 
だから、育てられるものなんですよね。
 
そして、この「戻れる自分」は、
パートナーシップの中でこそ、
最も試される場所でもあります。
 
一番近い人との間で、
ちゃんと怒れているか?
 
言った後、
怖くならずにいられるか?
 
それとも、ただ、
いつもキレているのか?
 
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関係性のインテリジェンスは
次回、シリーズ4つ目の
配信をお待ちくださいね。

ハートエデュケーションセンター
川村法子

※このお話は、有料コミュニティで配信している「関係性のインテリジェンス」動画シリーズの一部をまとめたものです。

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