年齢別のチャイルドたちの成長とニーズを知ると、私たちは、ますます深い癒しを体験します。
子どもの成長を5段階に分けて解説したこの動画コースは、年齢別に子どもたちのニーズについての理解を促し、実際の育児に役に立つのは当然ながら、大人の私たちがかつてやり残した課題が浮き彫りになることで、自己理解が深まります。インナーチャイルド=リアルチャイルドと言われ、子どもが見せてくれる課題は、親自身のインナーチャイルドの問題であることが知られていますが、まさにそのことが、この学びによって明らかになり、どのように取り組めばいいか、理解できるはずです。育児中のみなさま、子どもたちと関わる仕事に携わっているみなさま、そして、根本的な癒しに取り組むみなさま、“愛する子どもたち”のために、この学びをあなたのものにしてください。癒しに取り組むのに、遅すぎることはありません。
※この動画コースは、コミュニティ参加中も視聴可能となります。
このコースの内容
0〜9ヶ月とされる乳児期は、この時期特有のニーズを得ることで、存在のパワーと健全な自己愛という生命の土台を作り上げる時期です。赤ちゃんたちは、大人の感覚とは全く異なる、世界(他者)と自分がイコールの場所に生きています。赤ちゃんたちが生きるこの神秘的な場所について、また、この時期に大切なニーズについて明らかにしながら、どんな風に乳児期が傷つくのかを理解していきます。また、その時期に必要なメッセージを自分自身に伝えることで、乳児期の傷を癒し、命の土台を再構築していきます。
歩行期は、9〜18ヶ月(探索期)と18ヶ月〜3歳(分離期)の2つの時期があります。この時期は、第二の誕生と言われる心理的な目覚めの時期。外との関わりを通して自我を育てる時期です。この時期に必要なニーズを1つ1つ理解しながら、発達の課題に触れ、歩行期の子どもたちに必要なメッセージを受け取りながら、傷を癒し、自我の目覚めの時期を再構築していきます。
3〜6歳とされる学童前期は、初期アイデンティティの目覚めの時期です。アイデンティティとは、自己同一性のことであり、自分が何ものであるかという問いの答えです。時期や状況によって変わることのない自己確立がなされるこの時期は、小さな家族という社会を離れ、広く大きな集団という社会へ触れていく時期。人生をよりよく発展させていく最初の力の目覚めの学童前期を深く理解しながら、傷を癒していきます。
6歳から思春期の始まり頃までとされるこの時期は、自己効力感を育て、他者との協調性を育んでいく時期です。この時期が傷ついていると、私たちは、他者と自分を比較しがちで、罪悪感や劣等感に苛まれ、自分らしさをこの世界で表現することが難しくなります。社会という意味においては、どのように仕事に従事していくのかを学ぶ時期でもあります。この時期のニーズを詳しく理解し、必要な言葉がけを行いながら、傷を癒していくことは、大人の当たり前のような日々を支える精神的土台を再構築します。
13歳〜26歳とされるこの時期は、それまでの経験を土台として、自分らしさを認識し、オンリーワンの新しい自分としての再誕生する時期です。ホルモンの分泌も活発になり、ホルモンの働きとともに、それまでにやり残した課題が溢れてきます。誰もが感じる思春期の苦しみは、再誕生のために過去の痛みと向かうあう通過儀礼でもあります。また、親離れの時期でもあるため、この時期をどう超えていくかが、大人の私たちが、本当の意味での大人、つまり成熟した大人となるためにとても重要な時期です。思春期の再構築によって、私たちは、未熟さを脱し、本当の大人としての存在感を増すことができます。
このコースで学ぶこと
体験談
Mさん
東京都
私が子どもに期待していたことが、全く子どものニーズに沿っていないことがわかりました。私自身が、早く大人にならなくてはいけない環境に育っていたことが、子どもとのズレを生じさせていたのですね。肩から力が抜け、今心の底からホッとしています。子どもにも笑顔が戻りました。
Nさん
神奈川県
人と同じように生きられないのは私のせいだと思ってきましたが、私の成長段階を振り返った時、子ども時代のニーズがほとんど満たされていないことがわかりました。特に乳児期の傷に気がついたことは驚きでした。今は、前向きに癒しに取り組み、夫との関係にも良い変化がやってきています。自分を許す大きなきっかけになりました。
Kさん
神奈川県
年齢別のチャイルドのためのフィーリングエクササイズを聴くと、なぜかいつも涙が出てきます。私はこの言葉を聴きたかったと心から思います。それが得られなかったことが、私の人生をこんなにも複雑にしてきたんですね。今は、心がホッとして、日々が安心で満たされています。
こんな人におすすめです
- 我が子が不登校、ひきこもりをしていて、育児全般に悩んでいる
- 我が子の発達に悩んでいる
- 育児にもっと意識的に取り組みたい
- 自分の心の苦しみの原因を知りたい
- 自分の人生に何が起こったかをしっかりと理解したい
- インナーチャイルドワークについてもっと深く学びたい
- セラピストやカウンセラーをしていて、人の精神発達について基礎的理解を深めたい
川村法子
ファシリテーター
私自身もこの理論を知った時、心がとてもホッとしました。あれだけ苦しんできたとが、自分の考えすぎや思い込みではなくて、確かに子ども時代に得られなかったことで、無意識の奥底でそれを求め続けてきたということがわかったのです。また、だからといって親を責めるべきことではないということもわかりました。親もそれを得られずに、与えることができなかったということがとても明白な事実だからです。年齢別のチャイルドたちのニーズを知ることは、私たちが深く納得できる場所へと導いてくれるでしょう。
年齢別チャイルドヒーリングは、以下で個別に視聴できます





NEXT STEP

カリキュラム
- 5 Sections
- 15 Lessons
- 期限なし
- 年齢別チャイルドヒーリング<乳児期編>“生きづらさ”は幼少期の両親との関係、当時の環境や自分を取り巻いていた世界と深く関わっています。インナーチャイルドの世界は、そんな私たちの始まりの世界です。《前編》では、インナーチャイルドワークの基礎となる用語や概念を解説し、《後編》では、幼少期の傷や歪んだ信念、誤解を持ったチャイルドを癒した先にある、“ワンダーチャイルド”のパワーや、“怒り・悲しみ・恐れ・喜び”という4つの本物の感情についてのメッセージ、インナーチャイルドとの出会い方なども紹介します。3
- 年齢別チャイルドヒーリング<歩行期編>インナーチャイルドと和解していくことの重要性を解説します。“生きづらい”“現実がうまく回っていない”“負のパターンを繰り返してしまう”“無価値感、虚無感、自己存在が感じられない感覚”などは、無意識=潜在意識が関係しています。インナーチャイルドワークとは、この無意識に光をあてていくとです。“新しい自分”“知らなかった自分”“本来の自分”の姿を見据えながら、自分に優しく在ること、自分を愛すること、感謝することについて、さまざまなハートメッセージを使って理解を深めていきます。3
- 年齢別チャイルドヒーリング<学童前期編>小児期逆境体験=ACEスコアなどのハートメッセージを使用して、幼少期から抑圧してきた感情や情動エネルギーを取り戻す大切さを紹介します。「もっと強い自分にならなければ」「人生は闘いである」「社会と関わることが恐い」などと感じている時、呼吸は浅く、疲れやすく、人と深く関わる感覚が分からない“サバイバー”を生きています。インナーチャイルドワークは、サバイバー状態から、本来の自分の人生を歩むスライバーへと成長することをサポートします。スライバーとして生きるために欠かせない、正常な境界線や共感について解説します。3
- 年齢別チャイルドヒーリング<学童期編>“家族”と“自分自身”との関わりを解説していきます。自分自身の在り方は当然ながら、関係性の土台として存在する“家族”。幼少期の怒りや悲しみ、絶望や諦めないことで、当時の感情やエネルギーをそのまま今に持ち越してしまい、私たちの人生は過去に縛られたままです。また、インナーチャイルドワークの最大の山場であり、肝となるシェイム(恥や罪悪感)、“愛”ではないものを“愛”だと信じ込む“愛の勘違い”、母性や女性性、男性性とはどういうものかについても、深く解説します。3
- 年齢別チャイルドヒーリング<思春期編>“家族”についてさらに理解を深めていきます。いま、あなたが受け継いでいる両親の質は、一体どこからきているのでしょうか? 母の両親、父の両親、そしてもっと前の先祖からも、“世界をどう感じるか”“愛とはどんなものか”という信念を引き継いでいます。このつながりが、どのように今のわたしたちに影響を与えているのかをじっくり理解していきます。あなたの愛を取り戻すエクササイズや、パートナーシップ、子どもの問題行動の大元になっている“肥大化した母性”など、大切なキーワードについても学びます。3