成長と自己実現
家族システムや社会システム、また、学校教育が、私たち本来の個性や才能を抑圧してきました。苦しみを解決する目的でワークを継続してきた人が、傷ついた自分から立ち上がり、人としての成長を遂げ、自己実現を成し遂げていくことは、決して珍しいことではありません。
セラピーはギフトを発見する旅
ギフトとは、私たちが生まれながらに持ち合わせてたり、親から受け取った個性や才能、質のことです。多くの人は、日々の苦しみをなんとかするためにセラピーを受けますが、無意識下に抑圧されていた感情を解放する過程で、ギフトの開示も生じます。機能不全家族に育ったことで自己否定や恥を強く持っていると、自分のギフトにも気がつくことができなかったり、気がついていても肯定的に表現することができません。また、いつも誰かのためにギフトを使い続けている場合、再びギフトを封印してしまったり、痛みがあまりにも強すぎる場合、ギフトを痛みの解消法として中毒的に利用してしまう場合もあります。どんな場合でも、ギフトをギフトとして使えないことは、本人にとって不自然なことです。自分のギフトをまっすぐに受け取り、まっすぐに表現することが、私たちの生きる目的です。あなたが持って生まれたギフトはなんでしょう。魂はどんな生き方を望んでいるのでしょう。無意識の抑圧された感情を解放していくと、ギフトは自然に現れるでしょう。サバイバーだった人たちが、スライバー(成長、繁栄する人)へと変化していくプロセスをサポートすることが、セラピーの可能性です。